韓国朝鮮と日本
簡単にまとめています
韓国の離婚率
Categories: 基礎データ

1000人あたりの離婚率を見ると、韓国は2004年は2.9件、2008年は2.4
日本は2004年に2.1、2008年は2.0なので、それほど変わらない。

以下解説:
韓流恋愛ドラマの影響で、韓国人は愛情深いとか、あるいは感情的になりやすいので夫婦げんかが絶えないなどといわれるが、実際の数値にはそれほど表れていないようである。

 

韓国の離婚率が2004年より下がったことの原因は、2008年に「離婚熟慮制度」を導入したことによるという。
これは、離婚届を出した夫婦に1〜3カ月の熟考期間を与える制度である。
韓国では2004年、2.2組に1組の割合で離婚していたことになり、深刻な社会問題となったという。そのために作られた制度である。(日本は3組に1組と言われる。)
もともと氏族社会であり、男系血縁主義の強い韓国だが(あるいはそのせいで?)、夫婦げんかによる衝動的な離婚が多かったそうだ。熟考期間を与えることで、そうした衝動的な離婚を減らすことに成功したのだろう。要は頭を冷やす期間を設けさせたわけだ。

ちなみに、北朝鮮には統計データがないが、脱北者によれば、離婚率は非常に高いという。

日本人と韓国・朝鮮人との結婚の場合の離婚率をみてみると、妻が韓国・朝鮮人女性の場合の離婚率が45.5%、夫が韓国・朝鮮人男性の場合の離婚率が46.5%だそうだ。日本人同士よりも離婚率が高いことがわかる。

(参考文献:野口孝行著『中国・韓国・北朝鮮・ロシアのことがよくわかる本』

参考サイト:http://marriage.life.coocan.jp/kokusai.html)

 

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